AliExpress(アリエクスプレス)は、中国のEC最大手・アリババグループが運営する国際的なオンラインマーケットプレイスです。ほぼすべてのジャンルを網羅する数百万点もの商品が並び、その最大の魅力はなんといっても「圧倒的な安さ」と「豊富な品揃え」にあります。
しかし、安くて便利だからといって、必ずしも安全とは限りません。サイト自体は大手企業が運営する正規のプラットフォームですが、コピー品(偽物)の流通や、不誠実な業者によるトラブル、注文していない商品が届く「ブラッシング詐欺」などは今なお後を絶ちません。
そこで本記事では、初めて買い物をする前に知っておくべき注意点と、トラブルに巻き込まれないための対策を解説します。
AliExpressとは
AliExpress(アリエクスプレス)は、主に中国の製造業者や小売業者などの出店者と、世界200以上の国・地域のユーザーを繋ぐプラットフォームです。中国・アリババグループの傘下にあり、現在は月間約7億2,000万回ものアクセスを誇る、世界最大級の越境EC(海外通販)プラットフォームへと成長しています。
よく「中国版Amazon」とも評されますが、AliExpress自体が自社で商品を販売することは基本的にありません。サイト上のほぼすべての商品は外部の出店業者によるもので、それぞれの業者が独自に商品を出品し、価格を決め、発送業務(フルフィルメント)までを行っています。AliExpressは、その売買にかかる仲介手数料やサービス料を主な収益源としています。
AliExpressが人気を集める理由
AliExpressがこれほど多くのユーザーに支持されている背景には、いくつかの明確な理由があります。主なポイントをまとめました。
圧倒的な「安さ」
AliExpressといえば、何と言ってもその低価格さが有名です。あまりの安さに「怪しいのでは?」と警戒してしまうかもしれませんが、この安さは不正な仕組みではなく、次のような巧みなビジネス戦略によって実現されています。
- メーカー直販モデル: 購入者と工場の製造業者・卸売業者を直接繋ぐことで、中間マージンを徹底的にカットしています。
- 低コストな人件費・生産費: 出店者の大半が中国国内に拠点を置いており、欧米や日本に比べて生産コストや人件費を低く抑えられます。
- 大量生産: 同じ製品を一度に数千〜数万個単位で大量生産することで、商品1点あたりの製造単価を極限まで下げています。
- スケールメリット(規模の経済): 巨大なアリババグループの一員であるため、物流、決済システム、マーケティングなどのインフラを共有し、低コストで運用しています。
- ノーブランド品の充実: 販売されている多くの商品がノーブランド品です。そのため、ブランド料や広告費、豪華なパッケージ代などが価格に上乗せされていません。
- 送料を抑えた配送ルート: コストを徹底的に削るため、多くの業者は国際急便(民間宅配便)ではなく、中国郵政(China Post)などの安価な国際エコノミー便(国が送料を一部補助している格安ルート)を利用しています。そのため、手元に届くまでには少し時間がかかります。
豊富な品揃え
AliExpressでは、ファッションやインテリア、家電、工具、ホビー用品まで幅広いカテゴリーの商品が販売されています。大手メーカーから個人商店まで多様な販売者が出店しているため、一般的な商品だけでなく、ニッチな商品や個性的なアイテムを見つけやすい点も特徴です。また、複数の商品を比較しながら、自分に合った価格帯や販売者を選べます。
グローバルアクセス
AliExpressは世界中のユーザーを対象とした越境ECプラットフォームとして展開されており、複数の言語や通貨に対応しています。また、アリババグループの物流ネットワークを活用し、200以上の国と地域へ配送可能です。標準配送のほか、FedExやUPS、DHLなどの国際配送サービスも利用できるため、多くの国で手軽に商品を購入できます。
AliExpressって本当に安全?
結論から言うと、AliExpressは世界最大級のEC企業であるアリババグループが運営しており、非常に信頼性の高い、基本的には安全なプラットフォームです。
とはいえ、利用する上でリスクが完全にゼロというわけではありません。AliExpressは数千もの独立した業者が集まるオープンなマーケットプレイス(モール型サイト)のため、利用するショップによって対応や品質に大きな差があります。よくあるトラブルとしては、コピー品(偽物)の流通、写真とは異なる低品質な商品の掲載、マルウェアの脅威、注文していない商品が届く「ブラッシング詐欺」などが挙げられます。
ここからは、ショップ選びの信頼性だけでなく、サイトやアプリ自体のセキュリティについて詳しく見ていきましょう。
Webサイトの安全性について
AliExpressの公式サイトは、安全性に配慮して運営されています。
技術面では、多くの大手ECサイトと同様にHTTPSによる通信の暗号化を採用しており、個人情報やログイン情報、決済情報などのデータを保護しています。
また、決済は安全性が確認された決済システムを通じて処理されており、クレジットカード情報の管理基準であるPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard:支払カード業界データセキュリティ基準)にも準拠しています。
さらに、AliExpressでは利用者を保護するための仕組みも用意されています。
例えば、クレジットカードやデビットカードに加え、独自の決済サービスであるAliPayを利用できます。AliPayはエスクローサービスとして機能しており、購入者が商品を問題なく受け取ったことを確認してから販売者へ代金が支払われます。
また、商品が届かない場合や破損していた場合、あるいは商品説明と異なる商品が届いた場合は、購入者保護制度を利用して異議申し立てを行い、返金を申請できます。
ただし、こうした保護機能が有効なのは、正規のAliExpressサイトを利用している場合に限られます。インターネット上には、AliExpressを装ったフィッシングサイトも存在しており、正規サイトに似せたURLでログイン情報やクレジットカード情報を盗み取ろうとするケースがあります。
サイトを利用する際はURLを必ず確認し、不審なメールや広告に掲載されたリンクには注意しましょう。
また、決済時は自宅などの安全なネットワーク環境を利用することをおすすめします。公共Wi-Fiなどセキュリティ対策が十分でないネットワークでは、通信内容を盗み見られるリスクがあります。
公式アプリの安全性について
Google PlayやAppleのApp Storeといった信頼できる公式ストアからダウンロードする限り、AliExpressの公式アプリは安全に使用できます。 世界中で数億回以上ダウンロードされており、脆弱性の修正やセキュリティ強化のためのアップデートも定期的に行われています。
ただし、他の多くのショッピングアプリと同様に、次のようなユーザーデータが収集される点には留意してください。
- 氏名や連絡先(配送先情報など)
- 端末の識別情報やアプリ内での閲覧履歴
- 過去の購入履歴
設定や利用する機能によっては、カメラ、位置情報、ストレージ、連絡先へのアクセス権限を求められることがあります。これらは商品の写真をアップロードする際などに必要な権限ですが、結果としてアプリ側に渡る個人情報は増えることになります。
プライバシーが気になる場合は、スマホの設定からアプリの権限(パーミッション)を見直し、不要なアクセスをオフにしておきましょう。また、SNSアカウント(GoogleやLINEなど)との連携を避け、個別のメールアドレスで登録するのも有効な対策です。
AliExpressで買い物をする際のリスク
外部の出店者が直接商品を販売するモール型のオンラインサイトである以上、AliExpressでの買い物にはいくつかの避けられないリスクが存在します。利用する上で特に注意すべき主なポイントは次のとおりです。
偽造品
AliExpressには数多くの販売者が出店しており、多くの商品は正規品ですが、偽造品が出回っているケースもあります。
実際に、米国通商代表部(USTR)は2021年にAliExpressを「Notorious Markets List(悪名高い市場リスト)」へ追加しました。その理由として、商標権や著作権を侵害する商品の流通が指摘されています。
偽造品を見分ける際は、次のようなポイントを確認しましょう。
- ブランド名やロゴに不自然な表記がないか
- 商品説明の日本語が不自然ではないか
- 商品画像が使い回しのように見えないか
- 有名ブランドの商品が相場より極端に安くないか
購入前には商品ページをよく確認し、購入者レビューや低評価レビューにも目を通しましょう。また、高評価が多く販売実績の豊富なショップを選ぶことでリスクを軽減できます。
実物と異なる・誤解を招く商品掲載
AliExpressでは、商品画像が実際の商品より魅力的に見えるよう加工されているケースがあります。また、販売者によっては実際の商品とは異なるメーカーの写真を掲載していることもあります。
購入後のトラブルを防ぐため、次の点を確認しましょう。
- 商品サイズや素材、付属品などの仕様を確認する
- 購入者が投稿したレビュー写真を参考にする
- 衣類やアクセサリーはサイズ表記だけでなく実寸も確認する
特に衣類は、日本や欧米のサイズ基準と異なる場合があるため注意が必要です。
マルウェアに感染した電子機器
AliExpressで販売されている一部の低価格電子機器から、マルウェアが検出された事例が報告されています。
セキュリティ研究者によると、一部の端末では利用者の知らないうちにアプリがインストールされたり、個人情報が収集されたり、不正なサーバーへ接続されたりするケースが確認されています。
こうした問題の一部は「BADBOX」や「BADBOX 2.0」と呼ばれる大規模なマルウェアキャンペーンに関連しており、Android TVボックスやUSB機器、プロジェクター、デジタルフォトフレームなどのノーブランド製品が悪用されていました。
感染した端末はインターネット経由で外部サーバーと通信し、不正な広告クリックなどに利用される恐れがあります。
電子機器を購入する際は、知名度の低いブランドや販売者を避け、実績のあるメーカーや信頼できるショップから購入することをおすすめします。
ブラッシング詐欺と偽のレビュー
AliExpressでは、一部の販売者が「ブラッシング詐欺」と呼ばれる不正行為を行うことがあります。
ブラッシング詐欺とは、販売者が第三者の個人情報を利用して架空の注文を作成し、実際には注文していない商品を送り付ける手口です。その後、自作自演の高評価レビューを投稿し、商品の評価を不正に引き上げます。
販売者自身が費用を負担するケースも多く、被害者は身に覚えのない商品を受け取るだけのように見えるかもしれません。
しかし、本当の問題は無料の商品ではありません。問題は、自分の個人情報が無断で利用されている可能性があることです。
そのため、ブラッシング詐欺が疑われる場合は、アカウント情報や保存されている決済情報を確認し、不審な利用履歴がないかチェックすることが重要です。
商品の配送遅延・未着
AliExpressでは海外から商品が発送されるため、国内ECサイトと比べて配送に時間がかかる傾向があります。通常は数週間程度で届くことが多いものの、配送状況や通関手続き、物流の混雑状況によっては、予定より大幅に遅れる場合もあります。
また、まれに商品が紛失したり、追跡情報が更新されなくなったりして、最終的に商品が届かないケースもあります。特に送料の安い配送方法は配送日数が長く、追跡機能が限定的な場合があるため注意が必要です。
商品を購入する際は、配送方法や到着予定日、追跡サービスの有無を事前に確認しておきましょう。また、商品が届かない場合に備え、購入者保護期間が終了する前に配送状況を確認し、必要に応じて販売者への問い合わせやOpen Dispute(紛争申請)を行うことが重要です。
返金・補償対応のトラブル
AliExpressでは、商品が届かない、破損している、商品説明と異なる商品が届いたといったトラブルが発生することがあります。
AliExpressはマーケットプレイス型のサービスであるため、基本的には購入者と販売者が直接やり取りを行い、問題の解決を目指します。そのため、販売者からの返信が遅かったり、返金交渉がスムーズに進まなかったりするケースもあります。
万が一、販売者との話し合いで解決できない場合は、「Open Dispute(紛争申請)」を利用できます。これはAliExpress運営が仲介役となり、返金や補償に関する判断を行う制度です。
商品が届かない場合や販売者と連絡が取れない場合でも、購入者保護期間内であれば返金を申請できる可能性があります。ただし、申請には商品の状態や配送状況に関する証拠の提出が求められることもあり、返金完了まで一定の時間を要する場合があります。
そのため、AliExpressを利用する際は、購入前に販売者の評価やレビューを十分に確認し、トラブルが発生した際は購入者保護期間が終了する前に対応することが重要です。
AliExpressにおける個人情報の安全性
AliExpressでの買い物は非常にお得ですが、その代償として個人情報がリスクにさらされている可能性も否定できません。ここでは、同プラットフォームがユーザーのデータをどのように扱っているのか、そして注意すべき主なリスクについて詳しく解説します。
データ収集とプライバシー
AliExpressのプライバシーポリシーによると、サービスの提供や決済処理、本人確認などを目的として、さまざまな個人情報を収集しています。
主な収集情報は次のとおりです。
- 氏名、住所、電話番号、メールアドレス
- クレジットカード情報や請求先住所などの決済情報
- 本人確認のための身分証明書情報(パスポートなど)
- 購入履歴や取引履歴、紛争申請の記録
- サイトの閲覧履歴や利用状況
- IPアドレス、端末情報、ブラウザ情報、位置情報
収集される情報は多く見えますが、こうしたデータの取得はAliExpressに限ったものではありません。TemuやAmazon、eBayなど、多くのECサービスでも同様の情報が収集されています。
また、AliExpressは販売者やビジネスパートナー、アリババグループ各社、広告・マーケティング関連企業などと一定の情報を共有する場合があります。
そのため、必要以上の情報を登録しないことや、パスワードを適切に管理することなど、利用者自身による基本的なセキュリティ対策も重要です。
データ侵害とサイバーリスク
AliExpressではこれまでに、データプライバシーやセキュリティに関する深刻な問題を何度か引き起こしています。
主な事例は次のとおりです。
- 2014年:セキュリティ企業AppSec Labsが、一部の販売者アカウントが不正操作される可能性のある脆弱性を発見
- 2017年:Check Point Researchが、偽のクーポンリンクを利用して利用者の情報を盗み取る可能性のある脆弱性を報告
- 2024年:韓国の個人情報保護委員会(PIPC)は、韓国人ユーザーの個人データが適切な同意なしに約18万もの海外の出店業者に共有されていたとして、AliExpressに対し約19億ウォン(約137万ドル)の罰金を科す
- 2025年:プライバシー保護団体Noybが、AliExpressを含む複数の中国企業によるEUユーザーデータの国外移転について問題提起
こうしたこれまでの経緯を考えると、自分の個人情報は自分で守る対策が必要です。
例えば、「Surfshark Alert」のようなデータ漏洩監視ツールを使えば、自分の個人情報がネット上に流出していないかをチェックできます。万が一流出の兆候を検知した場合は、すぐにパスワードを変更したりフィッシング詐欺を警戒したりと、被害を最小限に抑えるための迅速な対応が可能になります。
安全な買い物のためにVPNを活用する
AliExpressでショッピングをする際、Surfshark VPNのような信頼できるVPN(仮想プライベートネットワーク)を利用することで、セキュリティの壁をもう一枚増やすことができます。
VPNがもたらす具体的なメリットは次のとおりです。
- 通信の暗号化: インターネット接続そのものを暗号化するため、特にセキュリティの脆弱な公共Wi-Fiなどを利用しているときでも、AliExpressのログイン情報や個人情報、カード詳細の盗み見(盗聴)を防げます。
- IPアドレスの偽装: 実際のIPアドレスを隠すことができるため、Webサイトやトラッカー、悪意ある第三者に自分の正確な現在地を特定されるリスクを減らせます。
- プライバシーの保護: 自分が「どんな商品をチェックしているか」という閲覧・購買傾向を、広告主やトラッカーに追跡されるのを防ぎます。
また、SurfsharkのAlternative IDのようなサービスを利用すれば、専用のメールアドレスやプロフィール情報を作成し、実際の個人情報を公開せずにオンラインサービスへ登録することも可能です。これにより、広告メールの受信を減らしたり、万が一サービス側で情報漏洩が発生した場合の影響を抑えたりする効果が期待できます。
購入前に慎重に確認したい商品カテゴリー
あらゆるものが格安で手に入る便利なAliExpressですが、トラブルを未然に防ぐために、購入前にいつも以上の入念な確認が必要な商品カテゴリーが存在します。
これらは絶対に買ってはいけないというわけではありませんが、リスクを避けるために慎重に見極めるべきポイントです。
ブランド品
アディダス(Adidas)やサムソン(Samsung)、任天堂(Nintendo)などの有名ブランド商品を購入する場合は、販売者情報や商品ページの内容を慎重に確認することが重要です。
AliExpressには正規品も出品されていますが、一部の商品ではブランドロゴや商品画像が実際の商品と異なるケースも報告されています。商品説明やレビュー、販売者の評価を確認し、信頼できるショップから購入するようにしましょう。
高額な電子機器・パソコン関連製品
パソコンやタブレット、スマートフォン、PCパーツなどの高額商品を購入する場合は、スペックや保証内容を十分に確認することをおすすめします。
商品によっては、日本国内向けモデルと仕様が異なる場合や、保証・サポートを受けられない場合があります。また、高額商品は返品や返金の手続きにも時間がかかることがあるため、購入前にレビューや販売実績を確認しておくと安心です。
医薬品・医療機器
医薬品や医療機器は、国や地域によって規制や認証制度が異なります。
海外から購入する場合は、日本国内での使用や輸入に関するルールを事前に確認しておきましょう。また、体温計や血圧計など健康に関わる製品については、商品の仕様や認証情報を十分に確認することが大切です。
食品・サプリメント
食品やサプリメントを購入する際は、成分表示や原産国、販売者情報をよく確認しましょう。
日本国内で流通している商品とは成分や品質基準が異なる場合があります。アレルギー成分や摂取量に関する情報も確認し、自身に適した商品かどうかを判断することが重要です。
極端に価格が安い商品
相場と比べて極端に安い商品は、購入前に商品説明やレビューをよく確認することをおすすめします。
価格が安い理由として、旧モデルやアウトレット品である場合もありますが、商品仕様が分かりにくかったり、掲載内容と実物に差があったりするケースもあります。価格だけで判断せず、商品の詳細情報を確認しましょう。
レビュー数が少ないのに高評価の商品
評価が高く見える商品でも、レビュー数が極端に少ない場合は慎重に判断することが大切です。
レビュー件数が少ないと、商品の品質や販売者の対応について十分な情報を得られないことがあります。可能であれば、レビュー件数が多く、購入者による写真付きレビューが掲載されている商品を選ぶと安心です。
AliExpressで安全に買い物をするポイント
AliExpressを安全に利用するためには、購入前にいくつかのポイントを確認することが大切です。少し意識するだけでも、トラブルに遭うリスクを大きく減らせます。
レビューと販売者情報を確認する
商品を購入する前に、実際に購入した利用者のレビューを確認しましょう。
レビューには商品の品質だけでなく、配送状況や販売者の対応についても記載されていることがあります。また、高評価ばかりを確認するのではなく、低評価レビューにも目を通すことで、商品の問題点を把握しやすくなります。
あわせて販売者の評価や販売実績も確認しましょう。継続的に高評価を獲得している販売者や、「AliExpress Choice」の表示があるショップは比較的信頼性が高いと考えられます。
安全な支払い方法を利用する
支払い方法は、銀行振込よりもクレジットカードやAliPayを利用することをおすすめします。
これらの決済方法には購入者保護制度が用意されており、商品が届かない場合や破損していた場合などに補償を受けられる可能性があります。
万が一トラブルが発生した場合でも、返金申請や異議申し立てを行いやすい点がメリットです。
公共Wi-Fiでの購入は避ける
ホテルや空港、カフェなどの公共Wi-Fiを利用して買い物をする際は注意が必要です。
公共Wi-Fiの中には十分なセキュリティ対策が施されていないものもあり、通信内容を盗み見られたり、フィッシングサイトへ誘導されたりするリスクがあります。
外出先でAliExpressを利用する場合は、VPNを活用するなど、安全な通信環境を確保することをおすすめします。
最初は少額の商品から試す
初めて利用する販売者から高額商品を購入する場合は、まず少額の商品を購入してみるのも有効です。
実際に商品が届くか、商品の品質に問題がないか、販売者の対応は適切かなどを確認できます。信頼できる販売者であることが分かってから、高額な商品を購入すると安心です。
役立つお役立ちヒント:より安全でプライベートなオンラインショッピングを楽しみたい方には、Surfshark Searchの活用もおすすめです。一般的な検索エンジンとは異なり、ユーザーの行動追跡や、過去の検索履歴に合わせた「ターゲティング広告」に邪魔されることなく、すっきりと快適にブラウジングを行うことができます。
AliExpressを賢く活用しよう
基本的にAliExpressは、世界中の工場やお店から直接安く買い物ができる楽しいサイトです。ただ、油断していると、偽サイトに引っかかったり、偽物をつかまされたりといったリスクがあるのも事実です。
安全にお買い物をするために、レビューの確認や安全な支払い方法を選ぶといった基本の自衛策を忘れないようにしましょう。
さらに一歩進んだデータやプライバシーの保護には、専用ツールの導入もおすすめです。安全なネット通信を作る「VPN」や、本名・アドレスを隠してアカウントを作れる「Alternative ID」など、ネットの安全をまとめて守るオールインワンツールなら、ぜひSurfsharkをチェックしてみてください。
よくあるご質問
AliExpressでの買い物は本当に安全ですか?
基本的に、AliExpressは安全に利用できるオンラインマーケットプレイスです。実際に世界中の多くの利用者が商品を購入し、問題なく受け取っています。
また、AliExpressではHTTPSによる通信の暗号化やPCI DSSへの準拠、安全な決済システム、購入者保護制度など、さまざまなセキュリティ対策が導入されています。
ただし、偽造品や商品説明と異なる商品の販売、ブラッシング詐欺、一部商品の品質問題などのリスクが存在することも事実です。購入前には販売者の評価やレビューを確認し、信頼できるショップを選ぶようにしましょう。
AliExpressでクレジットカードを使うのは安全ですか?
AliExpressでは通信の暗号化や安全な決済システムが導入されており、基本的にはクレジットカードを安全に利用できます。
ただし、オンラインサービスである以上、セキュリティリスクが完全になくなるわけではありません。利用後はクレジットカードの利用明細を定期的に確認し、不審な請求がないかチェックすることをおすすめします。
また、カード情報をサイト上に保存しないことや、PayPalやAliPayなどの決済サービスを利用することも有効な対策です。
AliExpressの商品はなぜこんなに安いのですか?
AliExpressの商品が安い主な理由は、メーカーや卸売業者と購入者を直接つなぐ仕組みを採用しているためです。中間業者を介さないことで、販売コストを抑えられます。
また、中国の比較的低い製造コストや、アリババグループの物流・決済ネットワークによるスケールメリットも価格の安さに貢献しています。
さらに、多くの商品が大量生産されていることや、ノーブランド商品が多いことも、低価格を実現している理由の一つです。
海外通販で人気のSHEINとAliExpressはどちらが安全ですか?
サイトの仕組みとしてはどちらも同等に安全ですが、買い物時のトラブルの少なさではSHEINに軍配が上がります。
その理由はビジネスモデルの違いにあります。AliExpressは無数の外部業者が集まる「モール型(楽天市場やAmazonマーケットプレイスのような仕組み)」のため、中には悪質なセラーが混ざっており、購入先によって安全性が左右されます。
一方、SHEINは自社ブランドの製品を自社の管理下で製造・販売・発送している「直販型」です。そのため、SHEINの方が「偽物が届く」「商品が発送されない」といったトラブルが格段に起きにくく、初心者にとってはより安全(安心)に利用できると言えます。
AliExpressで「偽物(コピー品)」を見分けるコツはありますか?
100%見抜くのは難しいですが、購入前に次の4つのポイントをチェックすることで、偽物を掴むリスクを大幅に減らすことができます。
- 価格が相場とかけ離れて安すぎないか: 高級ブランドや人気メーカーの品が「80〜90%オフ」のような破格で売られている場合、ほぼ偽物と判断して間違いありません。
- ショップの「フォロワー数」と「運営期間」: 開設されたばかりのショップや、フォロワー数が極端に少ないショップは、偽物を売り抜いてすぐ消える悪質業者の可能性があります。
- 購入者の「写真付きレビュー」をチェック: 星の数だけでなく、実際に届いた商品のリアルな写真をレビュー欄で確認してください。ロゴの形やフォント、全体の質感が公式のものと違わないかチェックしましょう。
- 商品名や説明文の日本語が怪しくないか: 有名ブランドの商品であるにもかかわらず、ブランド名が隠されていたり、説明文が不自然な機械翻訳だけで構成されている場合は警戒が必要です。
Tobias Brandan