接続速度は、サーバーの混雑状況とVPNサーバーからの距離が直接影響します。そのため、常に最寄りの混雑していないサーバーに接続できるように、世界中に多くのサーバーを設置しているVPNを探すようにしましょう。
以下は、SurfsharkとExpressVPNのサーバー数と場所の数を比較した結果です。
- Surfshark:100か国に3200以上のサーバー
- ExpressVPN:94か国に2000台以上のサーバー
この下は、それぞれのVPNサーバーの場所と数を示したものです。
非技術系ユーザーにとって、仮想プライベートネットワーク(VPN)を比較することは不可能に思えるかもしれません。心配は要りません。このSurfshark vs. ExpressVPNの比較レビューでは、最適な方を選べるように、知っておく必要があるすべてのことを簡単な言葉で説明します。
Surfshark vs ExpressVPNの比較を詳しく見る前に、それぞれの重要な要素を少し簡単に見ましょう。
注:比較テストは2023年3月28日に行いました。速度テストの結果は、日によって異なることがあります。
Surfshark | ExpressVPN | |
デバイス | 無制限 | 5 |
サーバー設置国 | 100 | 95 |
プロトコル | OpenVPN、IKEv2、WireGuard | OpenVPN、IKEv2、L2TP/IPsec、Lightway |
クッキーポップアップブロッカー | ||
広告ブロッカー | ||
独立監査の有無 | ||
10Gbpsサーバー | ||
24時間年中無休のサポート | ||
料金 | $1.99 | $8.32 |
返金保証期間 | 30日間 | 30日間 |
*特定の地域でのみ利用可能です。
接続速度は、サーバーの混雑状況とVPNサーバーからの距離が直接影響します。そのため、常に最寄りの混雑していないサーバーに接続できるように、世界中に多くのサーバーを設置しているVPNを探すようにしましょう。
以下は、SurfsharkとExpressVPNのサーバー数と場所の数を比較した結果です。
この下は、それぞれのVPNサーバーの場所と数を示したものです。
地域 | Surfshark | ExpressVPN |
アメリカ大陸 | 18 | 16 |
ヨーロッパ | 46 | 47 |
アジア太平洋 | 27 | 26 |
中東とアフリカ | 9 | 5 |
ポイント:
どちらのサーバーインフラも素晴らしいですが、Surfsharkの方がExpressVPNよりもサーバーの数も設置場所も多いです。つまり、常にお好きな場所で混雑していないサーバーを探せるということです。
Surfshark vs ExpressVPNで、どちらが速いかを調べる速度テストを行いました。
基準値を出すために、VPNに接続せずにテストを行ったところ、ダウンロードとアップロードともに速度は300Mbpsでした。
次に、それぞれのプロバイダーで利用できる最速のプロトコルを使用してイギリス、スイス、オーストラリアとブラジルのサーバーの速度をテストしました。
最速プロトコル | Surfshark (WireGuard) | ExpressVPN (Lightway) |
平均ダウンロード速度 | 263Mbps | 198.6Mbps |
平均アップロード速度 | 170Mbps | 165.6Mbps |
ポイント:
ExpressVPNが一部の場所で速度が上がらなかったのに対して、Surfsharkは一貫して速い速度が見られました。例えば、スイスのサーバーではダウンロード速度が43Mbpsであったのに対し、イギリスのサーバーでは261Mbpsでした。
お気に入りのストリーミングサービスを視聴したいのであれば、一定のダウンロード速度が必要です。Netflixがユーザー向けに公開している、バッファリングなしに視聴するのに必要なダウンロード速度が、ストリーミングサービスを利用する際に大まかな目安になるでしょう。
もちろん、Netflix以外にも素晴らしいストリーミングプラットフォームがあります。ストリーミングコンテンツに関しては、上手く動作しないVPNもありますが、SurfsharkとExpressVPNは、オンラインでコンテンツを視聴するには申し分ない選択です。
Surfshark | ExpressVPN | |
Netflix | ||
BBC iPlayer | ||
HBO Max | ||
Amazon プライム・ビデオ | ||
Disney Plus | ||
Hulu | ||
YouTube |
ポイント:
SurfsharkとExpressVPNは、どちらもストリーミングに優れています。必ず接続速度をテストし、十分な速さがあるかどうかを確認してください。
免責事項:弊社サービスの利用規約に反し、違法な目的で Surfshark を利用することは禁止されています。すべての適用法とサービスプロバイダーの規則を遵守して行動するようにしてください。
プレミアムVPNプロバイダーに期待すると思いますが、SurfsharkとExpressVPN には最良のVPNプロトコルがあります。Surfsharkだけが最速のプロトコルWireGuardに対応していますが、ExpressVPN独自のプロトコルLightway も非常に速いです。
また、SurfsharkではLT2P/IPSECを使用できなくなりましたが、それなりの理由があります。単に、この一覧表にある他のプロトコルほど安全ではないからです。
プロトコル | Surfshark | ExpressVPN |
OpenVPN | ||
IKEv2 | ||
L2TP/IPSec | ||
WireGuard | ||
Lightway |
ポイント:
SurfsharkとExpressVPNは、どちらもユーザーに最高品質のプロトコルを提供しています。Surfsharkだけが、現在最速のVPNプロトコルWireGuardを使用できるプロバイダーです。しかしExpressVPNには、かなり性能の高い独自のプロトコルLightwayがあります。
VPNプロバイダーがプライバシー保護に備えていることを確認する際に見るべき主な2点は、厳格なノーログポリシーを採用し、データ保持法のない国に本社を置いているということです。
ノーログVPNは、ユーザーのオンラインアクティビティの追跡、アクティビティに関する情報の保存や第三者への情報の販売を行いません。サービスの提供に必要最小限の情報を保存するだけです。
どのサービスも、決済を完了するには支払い情報を提供する必要があります。アカウントを作成する必要もあり、ユーザー名やメールアドレスが必要になります。ノーログポリシーは、その他の情報の収集も利用も行わないことを約束します。
例えば、ExpressVPNについては、英領バージン諸島に本社があり、Surfsharkはオランダに本社があります。この2箇所にはデータ保持法がないので、どちらもVPNプロバイダーには理想的です。これにより、プロバイダーはユーザーのプライバシーを守り、ノーログポリシーを守ることができます。
ポイント:
どちらのサービスもノーログポリシーを採用し、データ保持法のない国に本社を置いているので、プライバシー保護に優れています。
以前は、VPNホストは評判だけで信頼を構築できました。しかし、最近では、より多くの精査が必要になってきています。
VPNプロバイダーが自社の表示を裏付ける方法として、独立したセキュリティ監査は不可欠です。監査では、プロバイダーの概要を簡単に見たり、詳細に分析したりすることができます。その企業が業界最大手のKPMG、 デロイト、Cure53や PricewaterhouseCoopersの監査を受けていればプラス要素になります。
2018年、Surfsharkのブラウザ拡張機能はCure53の監査を受けました。拡張機能が 「プライバシーでも、より一般的なセキュリティ領域でも、いかなる問題にもさらされていない」と結論付けられました。
2018年の監査では、2つの「重要度の低い」脆弱性が明らかになりました。これらはすぐに修正され、会社の透明性とコミットメントを浮き彫りにしました。
2021年には、Cure53からSurfshark VPNのインフラの独立監査を受けました。ここでも深刻な問題は見つからず、提起された懸念は迅速に是正されました。
2023年には、デロイトの監査によってSurfshark のノーログステートメントが証明されました。
ExpressVPNもまた、数年にわたりいくつかの構造を複数回徹底的に監査してもらっています。
採用しているプライバシーポリシーは、2019年にPwCの監査を受け、2022年にKPMGによるノーログポリシーの監査で裏付けられました。
ExpressVPN独自のプロトコルLightwayも2回監査を受けています。最初は2021年、その次は2022年で、2回とも Cure53による監査です。
また、ExpressVPNのブラウザ拡張機能、ビルド検証プロセスと独自のアプリの監査も受けています。
言うまでもなく、ExpressVPNは監査を非常に重要視しているので、その表示していることは独立監査で裏付けられていて、今後も変わらないと思われます。
ポイント:
SurfsharkとExpressVPNともに、サービスが最高品質であることを保証するために、信頼される独立したセキュリティ監査事務所に依頼しています。どちらもVPNの重要な側面を監査してもらっています。それはノーログポリシーとサーバーインフラです。
カスタマーサポートは、どのサービスプロバイダーにとっても欠かせない重要な要素です。幸いにも、SurfsharkとExpressVPNのどちらにも、常にお客様をお手伝いする素晴らしいカスタマーサポートチームがあります。当社のテスト結果では、ExpressVPNの方がメールによる回答時間が早かったのですが、Surfsharkにはより幅広く対応できるナレッジベースがあります。
Surfshark | ExpressVPN | |
VPN プロトコル | OpenVPN、IKEv2、WireGuard | OpenVPN、IKEv2、L2TP/IPsec、Lightway |
OpenVPNデータ暗号化 | AES-256 | AES-256 |
OpenVPN 制御チャネル暗号化 | RSA-2048 | RSA-4096 |
クローキング技術 | NoBorders難読化 | 暗号ブロック連鎖 |
アプリのセキュリティ | Kill Switch(全プラットフォーム) | キルスイッチ(デスクトップ、ルーター) |
DNSの状態 | プライベート DNS | プライベート DNS |
2つのプロバイダーのセキュリティ機能の多くが類似していることにお気づきでしょう。ほぼ同じプロトコルを採用して、どちらもAES-256暗号を使用しているので、基本的にクラックすることは不可能です。
RSA-2048、RSA-4096ともに安全なので、より長いRSA鍵を使用しているExpressVPNと混乱しないようにしましょう。
キルスイッチは保護を強化する機能があり、どちらのプロバイダーでも使用できます。キルスイッチは、VPN接続が予期せず切断された場合に、インターネットから切断するためのものです。つまり、あなたのユーザーデータは決して脆弱になることではなく、プライバシーは常に保護されます。
ExpressVPNは、暗号ブロック連鎖を使用して安全に保ちます。クラックするのがほぼ不可能な信頼された手法です。
Surfsharkは、難読化とNoBorders機能を使用してインターネットアクティビティを完全に隠します。VPNを使用していること、地域制限のかかっているウェブサイトを解除していることや、抑圧的な検閲を回避していることが分からない優れた機能です。
ポイント:
セキュリティと暗号化の面では、SurfsharkとExpressVPNのどちらを選んでも安全です。どちらのVPNプロバイダーにも素晴らしい暗号化とセキュリティ機能があります。
VPNの主な機能は、ユーザーのデータとアイデンティティを保護することですが、優れたプレミアムVPNプロバイダーには、オンラインライフを向上させる様々な追加機能もあります。以下は、SurfsharkとExpressVPNの機能です。
機能 | Surfshark | ExpressVPN |
広告ブロッカー | ||
クッキーポップアップブロッカー | ||
スプリットトンネリング | ||
ブラウザの拡張機能 | ||
Smart DNS | ||
Double VPN | ||
GPS スプーフィング | ブラウザ拡張機能のみ | |
脅威マネージャー | iOS、macOSとLinux用のみ |
SurfsharkのCleanWeb機能は広告をブロックします。悪意のある広告、ポップアップ、トラッカー、または危険なWebサイトからのアクセスを防止します。
CleanWebは、ウイルス対策ではないことを強調しておきます。
SurfsharkもExpressVPNも、スプリットトンネリング機能を使用しています。Surfsharkのユーザーは、モバイルアプリで「Bypasser」を探す必要があります。
また、スマートDNSは、SurfsharkとExpressVPNの両方で利用できます。この機能により、通常はVPN接続に対応していない端末でも、ファイアウォールや検閲を回避することができます。例えば、PlayStationやスマートTVなどです。
この機能は、2つの異なるVPNサーバーを経由してトラフィックをルーティングすることで、セキュリティ層を追加します。ExpressVPNにはDouble VPNがないので、ここではDynamic MultiHopがあるSurfsharkに軍配が上がります。
GPSがオンになっているアプリは、あなたが別の場所にいると勘違いします。これは、Tinder、Pokémon Goなどのアプリにも有効です。
ExpressVPNがブラウザ拡張機能にしか対応していないのに対して、SurfsharkはAndroidアプリでこの機能を使えます。
この機能は、第三者による追跡を防ぐことができます。アプリが第三者のトラッカーと通信したり、悪意のある行為と関わったりするのを防ぎます。iOS、macOSとLinuxでのみ利用できます。
ポイント:
SurfsharkもExpressVPNも素晴らしい機能をいくつか備えていますが、ExpressVPNにないDouble VPNとクッキー・ポップアップ・ブロッカーを備えているSurfsharkに軍配が上がります。
結論を出す前に、検討する上で絶対に欠かせない料金を最後に見ましょう。どちらも30日間の返金保証付きなので、リスクなしで始めることができます。また、より匿名性を高めて購入したい場合は、暗号通貨による支払い方法もあります。
プラン | Surfshark | ExpressVPN |
1か月 | $12.95/月 | $12.95/月 |
6か月 | $9.99/月 | |
12か月 | $3.99/月 | $8.32/月 |
24か月 | $1.99/月 |
ポイント:
短期プランの料金は、ExpressVPNもSurfsharkも同じです。しかし、長期プランになればSurfsharkの方がずっと安くて、最安値プランはExpressVPNの最安値プランの3分の1の価格です。
カテゴリー | 備考 |
サーバーの数と設置国 | Surfsharkの方がExpressVPNよりもサーバーの数も設置場所も多いです。 |
サーバーの通信速度 | これは接戦でしたが、当社のテストではSurfsharkの速度の方がより一貫していました。 |
ストリーミング性能 | どちらのプロバイダーもすべての主要なストリーミングプラットフォームでしっかり動作するので、オンラインでコンテンツを視聴するのには素晴らしい選択肢です。 |
VPN プロトコル | SurfsharkもExpressVPNも、信頼できるプロトコルを使用しています。SurfsharkだけがWireGuardを使用し、ExpressVPNだけがLightwayを使用していますが、OpenVPNとIKEv2はどちらも使用しています。 |
監査 | 両社とも大手の監査事務所によるインフラとノーログポリシーの監査を受けています。表示内容が事実であることを証明し、信用できることを示しています。 |
カスタマーサポート | Surfsharkの方が幅広く対応できる検索可能なナレッジベースを備えていますが、ExpressVPNはメールによる応答時間が速いです。どちらもライブチャットサポートとYouTube動画によるガイドがあります。 |
セキュリティと暗号化 | どちらのサービスも業界最高水準の暗号化とセキュリティ機能を備えており、セキュリティレベルは同じです。 |
追加機能 | Surfsharkは、ExpressVPNで利用できない多くの機能をはじめ、より幅広い選択肢があります。 |
料金 | いずれかのサービスを1か月以上利用するとなると、結果的にSurfsharkの方がはるかに安くなります。 |
どれにするかを決めるのが大変ですか?Surfsharkの評判を詳しく見て、VPN業界の大手ブランドと比較してください。
Surfsharkは素晴らしいVPNです。AES-256ビット暗号化を使用している最高のVPNサービスで、Kill Switchやスプリットトンネリングといった便利なセキュリティ機能を備えています。諜報同盟のファイブ・アイズ以外の国に本社を置いていることも大きな利点です。
データはサーバーを経由して暗号化されて復号化されるので、どのVPNもダウンロード速度とアップロード速度が遅くなります。
Surfsharkはこのことを考えて、暗号化したいデータストリームの部分を選び、暗号化せずにインターネット速度を少し保てるスプリットトンネリングを採用しています。
当局は暗号化されたVPN通信を追跡することはできません。しかし、裁判所の命令に従い、ご利用のインターネットサービスプロバイダー(ISP)を突き止め、接続先の開示や履歴へのアクセス許可を要求することができます。より良い選択は、難読化サーバーを使用し、ユーザーデータを保存しないVPNプロバイダーを選ぶことです。それがどのプロバイダーかは分かりますね?(*wink wink*)