VPN 設定方法：いずれかのデバイスで簡単なガイド

VPNを手動で設定する

詳しく見る前に、手動によるVPN設定と聞くと、面倒な作業に思えますか？そのように思える方は、VPNアプリを提供しているVPNサービスプロバイダーを使用するのが一番良い方法です。そうすると、VPNをインストールして、数回クリックして完了です。Surfshark VPNのアプリは幅広いデバイスに対応しているので、VPNの手動設定について心配する必要はありませんし、このガイドを読み続けても構いません。

注：サーバーの提供会社がなければ、VPNを設定できません。このガイドは、VPNプロバイダーから発行される証明書（Surfsharkの証明書はアカウントページで見つかります）の使用を対象としています。

VPNの設定で最初に必要なことは、お使いのデバイスとOS用の証明書を取得することです。証明書を取得したら、それを使ってVPNの設定を開始できます。

WindowsでVPNを設定する方法

ほとんどのVPNサービスが、Windows VPNアプリを提供しています。そのアプリを使うのが、VPNを設定する最も簡単な方法です。VPNサービスがVPNアプリを提供していない場合は、下の手順に沿ってWindows用のWireGuardを使用してVPNを設定できます。

1. 鍵ペアとロケーション設定をご自分で取得します。
2. WireGuardアプリをダウンロードします。
3. WireGuardアプリをインストールします。
4. WireGuardアプリを開き、「ファイルからトンネルをインポート」を選択します。

5. ステップ #1で取得した設定ファイルを開きます。 

6. 新しい接続に名前をつけるには、「編集する」をクリックし、新しい名前を入力してから「保存する」をクリックします。 

7. VPNに接続するには、「有効にする」をクリックします。切断するには、「無効にする」をクリックします。 

8. 1これで設定は完了です。 

注：OpenVPNを使用したい方は、こちらのWindowsでOpenVPN GUIアプリを設定する方法をご覧ください（Surfshark向けですが、どのプロバイダーでも動作するはずです）。

MacでVPNを設定する方法

MacでVPNを手動で設定する前に、お使いのVPNプロバイダーが手動設定用のMacアプリを提供していないことを必ず確認してください。プロバイダーがアプリを提供していないことを確認したら、下の手順に沿ってWireGuard VPNプロトコルを使用してVPNを手動で設定してください。 

1. 鍵ペアとロケーション設定ファイルをご自分で取得します（VPNサービスのウェブサイトなどから取得できます）。 
2. AppストアからWireGuardアプリをダウンロードして、インストールします。
3. WireGuardアプリを開き、「ファイルからトンネルをインポート」をクリックします。

4. ダウンロードしたSurfshark設定を選択し、「インポート」をクリックします。

5. ポップアップの「許可する」をクリックします。

6. 接続に名前をつけるには、「編集する」をクリックし、「名前」の欄にお好きな名前を入力してから「保存する」をクリックします。
7. VPNサーバーに接続するには、「有効にする」をクリックします。切断するには、「無効にする」をクリックします。 

さらに詳しく知りたい方は、知っておく必要があるすべてのことをまとめた「macOSでVPNを設定する方法」をご覧ください。

LinuxでVPNを設定する方法

LinuxでVPNを手動で設定するには時間がかかりますので、ご利用のVPNプロバイダーがLinux VPNアプリ専用の早く設定できる方法を提供していないことを、必ず設定する前に確認してください。プロバイダーがそのような方法を提供していないことを確認したら、下の手順に沿ってOpenVPNを使用してLinuxでVPNを手動で設定してください。

1. 「Ctrl + Alt + T」キーの同時押しでターミナルを起動させます。まずOpenVPNをインストールします。パッケージをインストールするには、sudo apt-get install openvpn unzipのコマンドで実行します。パスワードを求められたら、コンピュータの管理者の認証情報を入力してください。
2. OpenVPNディレクトリにアクセスするには、次のプロンプトで起動します： cd/etc/openvpn
3. VPNプロバイダーのOpenVPN設定ファイルをダウンロードします。ファイルがある場所が分かる場合は、コマンドを実行します：sudo wget https://account.surfshark.com/api/v1/server/configurations（URLをプロバイダーのVPN設定ファイルの場所と置き換えてください）
4. unzip configsのコマンドを実行して、zipフォルダーから設定ファイルを抽出します。コマンド lsを実行して利用できるサーバーのリストを表示します。
5. sudo openvpn [filename]（例：sudo openvpn us-dal.prod.surfshark.com_udp.ovpn）のコマンドを実行してリストにあるサーバーの1つに接続します。
6. サービスの認証情報を求められたら、ご利用のVPNプロバイダーにお問い合わせください。認証情報は、お客様のVPNアカウントのユーザー名とパスワードではありません。
7. ターミナルログで初期化シーケンスが完了したら、正常に接続されています。

他にもご不明な点がおありですか？こちらのLinuxでVPNを設定する方法をご覧ください。

AndroidにVPN設定する方法

Android端末でSurfshark VPNを設定する方法は簡単です。それでもAndroidでVPN を自動設定するよりも手動で設定したい方は、下の手順に沿ってください。

1. ご利用のプロバイダーのOpenVPN設定ファイルを入手します。任意のディレクトリにファイルを抽出します。
2. OpenVPNクライアントをダウンロードします。最大限のセキュリティと利便性を考えて、OpenVPN Connectを使用します。ダウンロードしたら、OVPN プロファイルを選択します。
3. 左上隅のメニューを開きます。右上にある「インポート」をクリックし、事前に解答した設定ファイルフォルダを開きます。
4. 詳細を入力します。
   1. タイトル：接続に名前をつけます。
   2. ユーザー名とパスワード ：必要なサービスの認証情報は、ご利用のVPNプロバイダーから提供してもらえるはずです。こちらのページで、Surfsharkをご利用の方が必要な認証情報をご確認ください。
5. 新しいプロファイルをクリックして接続しますこのサービスが信頼できるソースからのものであるか確認されたら、「OK」をクリックします。

Android TVでVPNを設定する方法

一部のVPNサービスは、Android TV アプリを提供しています。Androidマーケットでご利用のVPNプロバイダーを探すだけで分かります。ご利用のVPNプロバイダーがスタンドアロンアプリを提供していない場合は、OpenVPNGUIを使用して手動で設定する必要があります。

1. お持ちのAndroid TVで、Google Play StoreからOpenVPN ConnectをGoogle Chromeダウンロードします。
2. ご利用のプロバイダーのウェブサイトからOpenVPN設定ファイルをダウンロードします。Google Chromeをインストールしたばかりの方は、デバイスへのファイルの書き込みを許可する必要があります。
3. インポートするには、OpenVPN Connectを開き、右上隅にある下向きの矢印をクリックします。
4. ご利用のVPNサービスのウェブサイトからダウンロードした設定ファイルを選び、保存します。
5. プロファイル画面に戻り、新しくアップロードしたファイルをクリックし、ご利用のVPNサービスの認証情報を入力します（いつも使用している認証情報ではありません。ご利用のプロバイダーから取得する必要があります）。OKをクリックします。

注：通常、OpenVPN GUIはタッチスクリーンやマウスで使用します。ゲームコントローラーやリモコンでは、操作しにくい可能性があります。また、VPNを無効にする、VPNサービスを変更する際は、OpenVPNソフトウェアを再度開く必要があります。

さらに詳しく知りたい方は、「Android TVでVPNを設定する方法」をご覧ください。

iOSでVPNを設定する方法

iOSモバイル端末を設定するには、AppストアからiOS VPNアプリを直接ダウンロードするのが最も簡単な方法ですが、WireGuardプロトコルを使用して手動で設定する方法を下記の通りです。 

1. 鍵ペアとロケーション設定ファイルをご自分で取得します。
2. AppストアでWireGuardアプリをダウンロードして、インストールします。  
3. アプリを開き、「トンネルを追加する」をクリックします。
4. ステップ #1でダウンロードした設定ファイルを見つけて、インポートします。 
5. ポップアップの「許可する」をクリックします。 
6. VPNの接続と切断は、ロケーションの隣にあるスイッチを切り替えます。 

さらに情報が必要ですか？iOSデバイスでVPNを設定する方法」をご覧ください。

FirestickでVPNを設定する方法

FirestickでVPNを使用する一番良い方法は、 VPNプロバイダーのネイティブアプリをダウンロードすることです。手動による接続は、それよりも手間がかかります。しかし、FirestickのAndroid APKで実行できます。FirestickでVPN接続を設定する方法は下記の通りです。 

1. 「設定」 > 「デバイス」 > 「開発者向けオプション」の順に進みます。提供元不明のアプリを許可するのオプションをオンにします。
2. 検索画面に行き、Downloaderと入力します。
3. Downloaderをインストールして起動させます。
4. メインページに移動したら、URLアドレスバーを選択し、VPNサービスのAndroid APKをダウンロードするURLを入力します（例： https://downloads.surfshark.com/android/Surfshark.apk）。
5. 自動的に始まらない場合は、Download.APKを選択します。
6. ダウンロードしたら、インストーラーを起動させ、プロンプトに従って操作します。VPNサービスの認証情報を追加するよう求められます（認証情報はご利用のプロバイダーに尋ねるか、Surfsharkアカウントページで取得してください）。
7. 完了してから戻りたい場合は、「設定」 > 「デバイス」 > 「開発者向けオプション」の順に進み、提供元不明のアプリを許可するをオフにします。

Apple TVでVPNを設定する方法

Appleは、製品で何を変更するにしても難しいです。お持ちのApple TVでVPNを使用するにはスマートDNSが必要になります。以下の手順に沿って操作する前に、VPNサービスプロバイダーがスマートDNSを有効にしており、必要なIPアドレスを提供してくれることを確認してください。

1. 「設定」 > 「ネットワーク」の順に進みます。
2. インターネットに接続するためにApple TVが現在使用している接続を選択します。ほとんどの場合がWi-Fiを選択します。
3. 次の画面で「接続中のネットワーク」 をクリックします。
4. 「DNS設定」を選択します。DNS設定の下にある「手動」を選択します。
5. スマートDNSを使用するためにVPNサービスプロバイダーから提供してもらったIPアドレスを入力します。

詳しく知りたい方は、 Apple TVでVPNを設定する方法をご覧ください。

XboxとPlayStationでスマートDNSを設定する方法

ゲームコンソールはVPNに対応していませんが、ご利用のVPNプロバイダーがスマートDNSに対応している場合は、XboxとPlaystationで簡単に設定してご利用できます。スマートDNSはVPNクライアントではなく、暗号化トンネルを提供していませんが、VPNのように解除することができます。一部のVPNプロバイダーは、Xbox、Samsung TVや他のデバイスで手動設定できるアプリを提供しています。手動で設定する方法は下記の通りです。

PlayStationでスマートDNSを設定する方法

1. 「設定」 > 「ネットワーク」 > 「インターネット接続を設定」の順に進みます。ご利用の接続に応じて、「Wi-Fi」 または「LANケーブル」を選択します。
2. 「インターネット接続の設定」で「カスタム」を選択します。
3. 「IPアドレスを自動設定する」を選択します。
4. 「DHCPホスト名」を「指定しない」を選択します。 
5. 「DNS 設定」で「手動」をクリックします。
6. プライマリDNSを選択し、VPNプロバイダーのスマートDNS IPアドレスを入力してから「完了」をクリックします。SurfsharkアカウントでスマートDNSを有効にすることができる場合があります。
7. 「セカンダリDNS」アドレスを求められたら、「次へ」をクリックします。
8. 「MTU設定」で「自動」を選択します。
9. 「プロキシサーバーを使わない」を選択します。
10. インターネット接続を診断します。診断したら、PS4の電源をオフにし、30秒したら再起動します。

詳しい方法は、PlayStationでVPNを設定する方法をご覧ください。

XboxでスマートDNSを設定する方法

1. 「設定」 > 「ネットワーク」 > 「ネットワークの設定」 > 「詳細設定」 > 「DNS 設定」の順に進みます。
2. 「IPv4 DNS」の「手動」を選択します。
3. ご利用のVPNスマートDNS IP アドレスを入力します。セカンダリDNSがある場合、それを入力します。DNS設定画面のDNSの下に新しいIPアドレスが表示されます。
4. デバイスの位置情報を更新します。更新することで、訪れているVPNサーバーアドレスのDNSが、物理的な位置情報が一致していることを確認します。「システム」 > 「言語」 & 「位置情報」の順に進みます。接続しようとしているサーバー、厳密に言うと、模倣するDNSの場所にデバイスの位置情報を設定します。
5. Xboxを再起動します。

ルーターでVPNを設定する方法

ルーターでVPNを設定する利点はいくつかあります。まず、ホームネットワークですべてのデバイスをVPNに接続するのが面倒ではありません。ルーターにVPNを接続することで、ネットワーク全体を保護します。

さらに、ウェブサイトの制約を回避 することができ、インターネットサービスプロバイダーによる監視を免れることができます。ルーターでVPNを設定するのは、VPNアプリをダウンロードするほど簡単ではなく、ルーターの種類によって手順が異なりますが、ルーターでVPNを設定する方法に詳しくまとめました。

Surfsharkを使用していない方も、手順は同じではありませんが、非常に似ています。

VPNサーバーで設定する方法

VPN接続を手動で設定する際にVPNサーバーを設定したいという変わった方々には、いくつかの選択肢があります。サーバーハードウェアを購入したりリースしたりしないのであれば、お持ちのコンピューターをVPNサーバーとして使用したり、ルーターにインストールしたりすることができます（ルーターが対応できる場合）。 

VPNサーバーの大まかな設定方法は下記の通りです。

WindowsでVPNサーバーを設定する方法 

1. VPNサーバーを維持するために常に使用するPCが要ります。 
2. 設定方法を選びます。
   1. ネットワークの設定から新しい接続を設定し、ポートフォワーディングなどの設定を行います。 
   2. OpenVPNなどのソースからVPNサーバーソフトウェアをインストールします。
3. 以上です。 

macOSでVPNサーバーを設定する方法

1. VPNサーバーを維持するために常に使用するmacOSのコンピューターまたはノートパソコンを用意します。 
2. OpenVPNやWireGuardのようなソースからサーバーソフトウェアをダウンロードしてインストールします。
   • macOSサーバーは終了したので、Appleの公式サポートは、OpenVPNなどが提供しているソフトウェアを使用することを推奨しています。  
3. これで完了です。

LinuxでVPNサーバーを設定する方法

1. VPNサーバーを維持するために常に使用するLinuxのコンピューターまたはノートパソコンを用意します。
2. OpenVPNやWireGuardのようなソースからサーバーソフトウェアをダウンロードしてインストールします。
   • Linuxディストリビューションの種類は目がくらむほど多いので、正確な手順をまとめたVPN開発者ガイドはこちらでご覧ください。 
3. 以上です。 

モデムでVPNサーバーを設定する方法

1. モデム用のマニュアルを入手します。 
2. サーバーに対応できるかを確認します。 
3. 対応していれば、マニュアルに記載されている手順に従い、ルーターでサーバーを設定します。
4. これで完了です！

最後のまとめ：デバイスで仮想プライベートネットワークを設定した方がよいでしょうか？

VPNのインストール方法を知ることは、他のアプリのインストール方法を知ることと変わらないことがあります。素晴らしいVPNの提供会社を選ぶと、便利なアプリがあります。もちろん、手動設定も可能です。 

まだ決めていないのであれば、Surfsharkは多くのデバイスを簡単に設定できます。ほぼすべてのOS、プラットフォーム、ブラウザとデバイスに対応したアプリがあり、VPN設定に簡単にアクセスできるので、上記の手動設定はおそらく要らないでしょう。仮に手動で設定する場合でも、Surfsharkのカスタマーサポートが24時間年中無休でお手伝いします。すべてのデバイスで簡単に使えるVPNサブスクリプションをご希望の方は、Surfsharkを入手しましょう。

よくある質問

VPNを設定する方法

VPNは2通りの方法で設定できます。 

1. VPNプロバイダーに加入して、そのアプリを使用します。
2. 特定のプロトコル用のGUIアプリをダウンロードして設定します。利用できるVPNサーバーがなければ、接続するサーバーをVPNプロバイダーから取得する必要があります。 

無料でVPNを設定することはできますか？

いいえ、無料でVPNを設定することはできません。最低限VPNサーバーの購入に投資する必要があります。SurfsharkのようなVPNサービスが提供している既存のVPNインフラを使用すると、安さと速さの利点があります。 

VPNを設定する最も簡単な方法は何ですか？

VPNを設定する最も簡単な方法：

1. VPN サービスに加入します。 
2. アプリをダウンロードしてインストールします。 
3. VPNサーバーに接続します。 
4. 以上です。 

VPNはどのように機能しますか？ 

VPNは次のように機能します。

1. デバイスでVPNクライアントがVPNサーバーへの接続を確立します。
2. デバイスから送信されるデータはすべてクライアント側で暗号化されます。 
3. VPNサーバーがデータを復号化し、オンラインで転送します。 
4. 応答はすべてVPNサーバー側で暗号化され、デバイスに転送されます。
5. VPNクライアントがデータを復号化します。