MetaのThreadsアプリは、Twitter(現X)の対抗馬としてリリースされ、当時は大変な脚光を浴びました。しかしInstagramとの連携が唯一の不満のタネでした。当時はInstagramを削除せずにThreadsアカウントを削除することができませんでした。しかし、幸いなことに、今はそうではありません。
この記事では、Instagramを削除せずにThreadsアカウントを削除する方法について、見ていきます。
Instagram Threadsアプリとは?
Threadsは、Metaが運営するテキストベースのソーシャルメディアプラットフォームで、Xの強力な対抗馬です。Instagramアプリ内でも見かけますが、Instagramとは異なる別個のプラットフォームです。
Instagramアプリ内でThreadsのアイコンをクリックすると、App StoreまたはPlayストアから別のアプリをインストールするよう求められます。ただし、Instagramアカウントに直接連携されているため、別途プロフィールを作成する必要はありません。Instagramユーザーとして自動的にThreadsに接続されます。
Threadsでは、以下のことが可能です。
- お好みの人をフォローする
- 公開会話を見る
- ステータスのアップデートを確認する
- テキスト投稿、写真、動画などのコンテンツを共有する
文字数制限が緩やかで、フォロワーと長文の投稿を共有することができます。最大の利点は広告なしで利用できる点です。広告に煩わされて、ソーシャルメディアの使い心地が損なわれることは、だれもが嫌うところであるため、これは大きなメリットです。
Threadsアプリは安全ですか?
Threadsアプリは、InstagramやFacebookなど、その他のMetaプラットフォームと同じく、データの取り扱いに関してプライバシーポリシーを定めています。しかしMetaには、ユーザーデータを不適切に取り扱った過去があるため、Threadsにおける個人データの安全性については、多くの人びとが疑念を抱いています。
Threadsは、閲覧履歴、ユーザーの位置情報、デバイスの詳細、購入データ、マウスの動き、アプリの動作など、広範な情報を収集しており、こうした疑念を増幅させています。
多くの人びとは、このような広範なデータ収集はアプリの機能には不要だと考えており、アプリはプライバシーを侵害しているように見えます。Threadsは、EUでのリリースが他の地域より5か月も遅れており、その理由がまさにこの点です。当初Threadsは、EUの厳格なプライバシー規制に準拠していませんでした。
注意事項:データ漏洩や、Threads、Instagram、Facebookアカウントのハッキングを避けたいなら、十分お気をつけください。利用を始める前にThreadsのプライバシーポリシーを確認することをお勧めいたします。
プラットフォームに参加しながらも、データを保護したい場合は、ThreadsまたはInstagram向けにVPNを利用することで、プライバシーを強化することができます。VPNはインターネットトラフィックを暗号化し、実際のIPアドレスを秘匿するため、ハッカーや第三者にオンラインアクティビティを追跡されにくくなります。
Threadsアカウントを無効化または削除する方法
以前はMetaの方針により、InstagramをやめずにThreadsだけ削除することはできませんでした。しかし、多くのユーザーからの要望を受け、Metaが方針転換したため、現在では、ユーザー本人の考えで、Instagramアカウントに影響を与えることなくThreadsプロフィールを削除・無効化することができるようになっています。
Threadsアカウントを完全に削除する方法
- Threadsアプリを開き、右下にあるプロフィールアイコンをタップします。
- 右上の2本線のメニューをクリックして設定に移動します。
- アカウントを選択し、プロフィールを無効化または削除オプションに進みます。
- 次に、プロフィールを削除オプションを選択し、確認のためInstagramのパスワードを入力します。
削除から30日以上経過すると、元に戻せなくなります。30日以内にログインすれば、プロフィールを復活させることができます。
Threadsの利用を一時的に控えたい場合は、アカウントを削除する代わりに、アカウントを無効化(一時的にThreadsを削除)することもできます。アカウントを無効化すると、プロフィール、投稿、フォロワーが非公開になるものの、いつでも再有効化することができます。
Threadsのプロフィールを一時的に無効化する方法
- Threadsのアプリを開き、右下のプロフィールアイコンをタップします。
- 右上にある2本線のアイコンをクリックして、アカウント設定を開きます。
- アカウントを選択し、プロフィールを無効化または削除オプションに進みます。
- プロフィールを無効化を選択し、よろしいですか?というプロンプトをタップして確定します。
これでプロフィールが非表示になります。ログインすることで、Threadsアカウントは、いつでも再有効化することができます。
Surfsharkでソーシャルメディアを安全に利用しましょう
Threadsは、その機能性とInstagramとの連携により、Xの優れた代替手段となりえますが、プラットフォームが幅広いデータを収集しており、その点は慎重に検討する必要があります。データ漏洩の問題を避けるため、Surfsharkなど、信頼性の高いVPNを利用して、ソーシャルメディア利用時やネット閲覧時のプライバシーを強化しましょう。これにより、いくつものソーシャルプラットフォームを利用しても、個人情報を守ることができます。
よくあるご質問
InstagramのプロフィールからThreadsを削除するにはどうすればよいですか?
Instagramアプリを開き、プロフィールページに移動してプロフィールを編集ボタンをクリックします。そこからThreadsリンクを手動で削除し、保存をクリックします。
Threadsのアカウントを完全に削除できますか?
はい、Instagramを削除せずにThreadsを削除することは可能です。
Threadsのアカウントを削除するとどうなりますか?
Threadsアカウントを削除すると、すべての投稿、返信、いいね、コメントがすぐ非表示になり、30日以上経過するとMetaのサーバーからも完全に削除されます。この期間中にThreadsアカウントの削除を撤回しなければ、データを復元することはできません。