Raspberry Pi は、ポケットサイズのシングルボードコンピューターで、コンピューターサイエンスの教材として登場しました。Raspberry Pi コンピューターは、安価でプロセッサが強力なため、サーバー、レトロゲーム機、デスクトップなどに広く利用されています。
Raspberry Pi に VPN を設定する
- 100か国にある3200台以上のサーバー
- RAM 限定サーバーインフラ
- 業界最先端の暗号化
30日間の返金保証付き
Raspberry Pi とは何か?
Raspberry Pi に VPN を設定する方法
Surfshark には Raspberry Pi 向けのスタンドアロンアプリはありません。しかしながら、Surfshark アカウントで提供される認証情報を使えば、技術的な基礎知識を活かして、手軽に手動設定を完了することができます。以下の手順を実行してください。
- Surfshark の手動設定ページを開きます。
- デスクトップまたはモバイルのオプションを選択し、OpenVPN をタップします。
- 新しいウィンドウに手動設定のための認証情報が表示されます。これを開いたままにしておきます。
- [CTRL+ALT+T] をクリックしてターミナルを開きます。
- 必要な OpenVPN パッケージをインストールします。コマンド
sudo apt-get install openvpn unzip を入力してください。 - パスワードの入力を求められた場合は、コンピュータ管理者のパスワードを入力してください。
- OpenVPN ディレクトリに移動します。コマンド
cd /etc/openvpn を入力してください。 - Surfshark OpenVPN 構成ファイル
sudo wget をダウンロードします。https://my.surfshark.com/vpn/api/v1/server/configurations - 「Surfshark_Config.zip」を抽出します。
sudo unzip configurations - この先 .zip ファイルは使用しないので削除します。
sudo rm configurations - 使用可能な全サーバーのリストを表示したいので、
lsと入力します。 - サーバーリストからサーバーのひとつを選択し、「
sudo openvpn [file name]
」と入力して Surfshark に接続します。例:
sudo openvpn us-dal.prod.surfshark.com_udp.ovpn - ここで資格情報の入力を求められます。設定手順の始めに取得した Surfshark サービスの資格情報を入力します。
- 「初期化シーケンスが完了しました」とのメッセージが表示されたら、Surfshark に正常に接続されています。
設定が完了した時点で、正常に接続されているか確認することが推奨されます。確認するには、「IP 確認ページ」にアクセスするか、その他の IP 確認ツールを使用してください。VPN に正常に接続できていれば、これらの確認ツールは、実際とは異なり、VPN サーバーの IP アドレスと位置情報を表示します。
Raspberry Pi を VPN 経由で利用したほうがよい理由は?
業界最先端の暗号化
VPN が提供する安全性の基盤は、暗号化アルゴリズムです。Surfshark は、OpenVPN や IKEv2 に AES-256 暗号を、WireGuard に ChaCha20 を運用しています。いずれも、それぞれの VPN プロトコルにおいて、現在のところ業界最先端のアルゴリズムです。
広大なサーバーネットワーク
Surfshark は世界の100か国に3200台以上のサーバーを設置しております。通信速度は、サーバーの混雑具合と、ユーザーとサーバーのあいだの地理的距離に、大きく左右されます。Surfshark をご利用いただきますと、遠くない地域に混雑していないサーバーを、常時、確保することができます。
アクティビティのログを残さない
Surfshark はユーザーのアクティビティに関するデータを収集・保存しません。オンラインで何をなされようが、ユーザー自身の個人の問題です。弊社の VPN はデータを暗号化し秘匿します。厳格なノーログポリシーを定めており、データが漏洩することもありません。
RAM 限定サーバー
弊社のサーバーインフラは 100% RAM 限定です。弊社のサーバーにはハードドライブがないため、いったんサーバーの電源を切ると、サーバー内のすべてのデータが永久に消えます。このため、たとえだれかが Surfshark のサーバーに物理的に侵入できたとしても、そこから何も得ることはできません。
Kill Switch
Kill Switch は、VPN 接続が切れた際に、インターネット接続も同時に切断する機能です。VPN に問題が生じた際に機密データが漏洩することを未然に防止します。インターネット接続をどんなことがあっても切断したくない場合は、設定で Kill Switch をオフに切り替えればよいのです。
安全な VPN プロトコル
VPN プロトコルとは、お手元の VPN 接続の動作方法を確立するルールのことです。Surfshark は、OpenVPN、IKEv2、WireGuard VPN プロトコルを運用しております。これらはいずれもオープンソースで、知られている範囲では脆弱性がありません。いずれも、高速で、信頼性が高く、安全な VPN 接続を実現するには最適な選択肢です。
有料 VPN と PiVPN
PiVPN を利用すると、Raspberry Pi が VPN サーバーとして機能するように設定できます。トラフィックがデバイス経由でルーティングされるため、出先からでも、ホーム ネットワークや自宅 PC 上のファイルにアクセスできます。また、実際には旅行先にいても、ユーザーデータはホームネットワークから送信されているかのように見えます。
とはいえ PiVPN は、アクティビティや IP を秘匿しないため、ISP は、ユーザーが何をしているかを正確に把握することができます。Surfshark のような有料 VPN は、データを暗号化し IP を秘匿するため、ネット接続はより安全になりプライバシーも守れます。それに加えて有料 VPN は、PiVPN にはない数多くの補助機能を備えています。
Surfsharkをリスクなしでお試しください
お手元の資金を無駄にすることなく、Surfshark とその全機能をお試しいただけます。30日間の返金保証期間を設けておりますので、サブスクリプションをお選びのうえ、安心して Surfshark のご利用を始められます。弊社サービスがご期待に沿わない場合、30日以内であれば、払い戻しを受けることができます。
よくある質問
Raspberry Pi で VPN を実行できるか?
はい、Raspberry Pi 搭載パソコンで VPN を実行することは可能で、手動設定も非常に簡単です。完全に独立したネットワーク(PiVPN)を構築したい場合、パソコン自体を VPN サーバーとして機能させることができます。ただし PiVPN は、Raspberry Pi で有料 VPN サービスを利用する場合と比較して、安全性やプライバシー保護機能はやや劣ります。
Raspberry Pi で VPN を利用する利点とは何か?
Raspberry Pi で VPN を利用する利点は、他のデバイスの場合と同様です。VPN はトラフィックを暗号化し、IP アドレスを秘匿するため、インターネット接続の安全を確保しプライバシーを守ります。
Raspberry Pi 向けに無料 VPN を利用することはできるか?
Raspberry Pi に手動で設定するための認証情報を提供している無料 VPN もありますが、無料 VPN は推奨できません。無料 VPN は、安全性やプライバシー保護機能にリスクを抱えており、一般に通信速度が比較的遅く、信頼性も十分ではありません。
ほとんどの場合、有料 VPN を利用するほうが望ましいと言えます。有料 VPN を利用すれば、無料 VPN と比較して、ネット接続の安全性とプライバシー保護機能がより確実になるだけでなく、通信速度も速くなり、より多数の地域に設置されたより多くのサーバーに接続できるようになります。